vol.10 香港から帰国した女性は何に悩んだのか? 

vol.10 香港から帰国した女性は何に悩んだのか?
魂の女性成長支援・浅野塾 の 浅野ヨシオです。


12月28日は今年最後の1DAY入門講座でした。


参加されたMさんは、昨年まで香港で働き、 今年日本に戻ってきたばかりの方でした。


世界5カ国に支店を持つ美容院 に勤務されており、 すべての支店の事務や総務をひとりで されている。


だんだん浅野塾にいらっしゃる方も グローバル化がすすんできましたね
(ちがうか)


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自信を失いかけていたMさん
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Mさんの受講動機は、 「自分を活かせる方法、自分の強みを知りたい」 ということでした。


Mさんから事情を聞いたところ、 クセのある社長と、それぞれの支店のスタッフとの 間で板挟みにあっているというのです。


社長の無理難題のある指示を 各支店のスタッフへ伝えるのはMさんの仕事。


そこでスタッフはMさんに 怒りの矛先を向けてしまうという縮図 になっているとのことでした。


Mさんにしてみたらとんだ、 とばっちりを受けているお話なのですが、
彼女は自信を失い、 自分を取り戻すために 自分の強みや活かし方を知りたいということで 浅野塾にいらしたのです。


なんだか身につまされるお話ですよね・・・。



Mさんとは話をしてすぐに私も わかったのですが、向き合っている人の意見を 受け止め否定するようなことをしない 優しい方でした。


Mさんのような人は、 言い返してこないことをいいことに、 他人のストレスのはけ口になるとき 多いんですよね。


Mさんは、 スタッフと自分の会話も録音して、 自分の伝え方にどこが問題が あるかまで分析されている努力家です。


Mさんは相手の話を聞きすぎてしまうところや、 聞いた話で落ち込む自分を責めてしまい、 自信を失ってしまったのです


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「自責にすること」の裏側の世界
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何かまずいことが起きたとき、 他人や環境のせいにせず、 自分が悪いのだと自責にすることは とてもよいことではありますよね。


自分を成長させるには とても素晴らしい考え方です。


しかしながら、自責にすることで 自信を失い、体調を崩してしまう人も多い 現実があります。


実際、仕事現場では 「お前が悪い!」というニュアンスで 相手から言われてしまうことも 多いでしょう。


それだけに、 Mさんのように相手の意見をしっかり聞こうと している人は、 否応なしに自分を責めてしまいがち。


どうしたらよいかわからなくなってしまうのです。


Mさんが、 「自分を活かせる方法、自分の強みを知りたい」 と浅野塾にいらしたのもうなずける話でした。


人をコントロールすることはできませんが、 自分をコントロールすることはできます。


自分の強みを把握しておくことは、 自分の気持をコントロールする 意味合いも強いものです。


Mさんもその点を理解し、 ご自身の強みや実績を棚卸しすることから、 今後のキャリア設計を真剣に行うことを 決意されていました。


悩みごと、困りごとが起こった場合は、 自分ではコントロールできること、 できないことを仕分けする 「思考整理」が大切になります。


悩んでいるときは、視野が狭くなり、 自分を攻撃しがちです。


思考整理をすることで 「考えるべきポイント」を絞り込むのです。


思考整理はひとりではなかなか できないことも多いので 1DAY入門講座の講座後には、 グループ相談の時間を もうけるようにしています。


困ったときにはご活用くださいね。


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